外国人騎手と日本人騎手、その違いは?

昨今の競馬の傾向として、元々中央競馬に所属している騎手が劣勢で、元地方競馬所属の騎手や外国人騎手が良績を挙げている事があります。特に外国人騎手は、短期免許で来日しては勝ち星を量産し、G1もいくつも勝って行きます。では、なぜそこまで差がついてしまうのでしょうか?そもそも、各国のトップクラスのそれまた選抜された騎手が来ているので、元々の技量が高い事もあります。自国にはダート競馬が無いのに、日本で初めてダート戦に乗ってコツを掴んで帰る騎手も多いです。そのくらい、やはり技術が高い。その上、最初の段階で騎乗馬が確保できる状況で来日しているので、良質な騎乗馬も集まります。(身元引受人が社台グループの関係者である事も多い)また、ある調教師の言葉によれば、「外国人騎手は非常によく勉強している。その馬のレースビデオもほとんど見て研究している。」との事で、日本の馬が分からない故にしっかりと過去のレースを分析しているのです。その上で、調教師の意見に耳を傾ける人も多い。元々がうまい上に、研究を欠かさないのですからこれは結果も出るでしょう。結果が出れば、身請けに関係ない所からも騎乗の依頼がかかります。そうすれば、また結果が出る。プラスのスパイラルですね。

現状での、日本人騎手と外国人騎手との大きな差は、特に特別な事ではなく、努力の有無という当たり前の結論に行き着きます。前述した調教師の言葉も裏を返せば、日本人騎手はそこまで研究していない事に他なりません。特に若手ジョッキーが、エージェントの力を借りて騎乗数を確保できている事にあぐらをかいている現状は、とても残念な事です。騎手会等は、外国人騎手の騎乗機会を減らそうと躍起になっていますが、問題が自分達にある事実を真摯に受け止め、外国人騎手以上の努力を行う事で挽回して欲しいです。でなければ、外国人騎手優勢の流れが変わる事は、当面、夢のまた夢なのですから。

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